TRPG文華館について
TRPG文華館(館長:林建太郎)について、簡単に紹介させていただきます。
TRPG文華館は、日本国内において商業的に販売されたTRPGを網羅的に蒐集した、
TRPGの博物館です。
沿革
TRPG文華館は平成12年10月に、当時の慶應義塾大学コミュニケーション研究会長で博物館構想の発案者、林建太郎を代表発起人として発足しました。 博物館設立を委嘱された会長兼発起人にして初代館長林建太郎は当初5年間、鋭意日本国内で商業的に発売されたTRPGの蒐集に努めました。
その結果、収蔵品目数およそ1500点を数える貴重なコレクションができました。
平成18年3月、慶應義塾大学コミュニケーション研究会の解散に伴い、その惜別記念事業の一つとして渋谷区代々木の林建太郎宅の一室を使って開館しました。
以来、日本のTRPG文化の保存と継承、発展を目的とした活動を展開し、今日に至っています。
所蔵品
本館は、黎明期から現代に到る日本の商業的TRPG、カードゲーム、ボードゲーム、関連書籍、同人誌などのアナログゲームを網羅的に収集保管し、それらを展観内容に応じて公開、貸与しています。
所蔵品の点数はおよそ1500点で、日本で発売されたほぼすべての商業的TRPGと、およそ8割のアナログゲーム雑誌が含まれています。
展覧会
希望者の申し入れによって、週末には所蔵ゲームを公開、試遊するとともに、日本TRPGに関する討論会などの講座を行っています。
また、所蔵ゲームを試遊する研究会を一年に数回、特定の主題のもとに試遊する特別研究会を一年に1回開催していく予定です。
沿革
本館ではTRPGを初めとするアナログゲームに対する関心・造詣を深め、趣味人としての充実と昂揚を図るための出版事業を行っています。 これは、アナログゲームのもつ情報価値と可能性をいろいろな形の媒体によって、広く社会に普及啓蒙することを目的としています。
上記出版物は、「ばんゆう引力」名義で、コミックマーケットを初めとする同人誌即売会や、一部の同人誌専門店で発売されています。